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セブ英語留学6-渡航の前に

2019年前半にフィリピンはセブ島にあるC2 UBECという学校に留学してきました。このエントリは留学の前準備から実際に留学を終えた感想までをまとめたエントリ群の一つになります。

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ここでは実際に渡航する前に、国内でやっておくことを書いていきます。意外と忘れがちなことですが、留学関連のWEBサイトなんかでは紹介されていないことが多いです。

 

もくじ

 

6.渡航の前に

一人暮らしからの留学

一人暮らしから留学に行く際の留意事項を書いていきます。まとまった期間海外に行くなら考慮しないといけないことがあります。特に社会人が会社辞めて留学するぜという場合は手続きが多いので気を付けてください。

 

電気・ガス・水道・ネット

私の場合、電気・ガス・水道・ネットは止めませんでした。これらは止める=解約の扱いになるので、帰国後にまた一から契約していくのが面倒でした。また突発的な理由で帰国することになったときに、これらのライフラインが使えないのはとても不便です。私はIT系の仕事をしていたので、仕事絡みで帰国する必要がでてくると、パソコンはすぐに使えないとだめだし、ネットも必須。「早く帰ってきて!」という話で帰国したけど、部屋に帰ったら電気もネットも使えない、これじゃ何にもできないなと思いました。

ブレーカーを落とすことと、ガスの元栓を閉めることも忘れずに。

 

新聞

私は極めて真面目な社畜でありましたので新聞を定期講読しております。日経の場合、丸々一月という単位で止めれば一切お金がかからないということだったので渡航時期の前後に月単位で止めました。というか、止めないとポストがヤバイことになるので止めるのは必須です。月の半ばで止める場合は配達日数によって日割りで減額されますが、基本料のような部分もあるようなので月単位で止めるほうがお得です。

 

スマホ回線

実際に留学している間は国内キャリアの通信は機内モードで常時OFFの状態にしていました。現地にいる間は基本ずーっと機内モードでしたので、結果から言うと国内キャリアの契約はストップさせても問題ありませんでした。海外で国内キャリア回線を使って莫大な利用料を請求されたという話はよく聞くので使うつもりもありませんでした。

ただ、一人で海外生活するのにいざというときのネット回線が無いのはすこし不安にも思えます。基本的に使う機会はありませんが、契約は生かしておくことをお勧めします。これは生命線になり得るので残しておきましょう。

 

税金と年金と保険

これはまとめて払うか、自動引き落としにしておきましょう。じゃないと延滞扱いになってあとあと面倒です。会社辞めて速攻で行く方は、これらの切替手続きや支払方法を整理し、漏れがないようにしてから行きましょう。

 

連絡すべきところ

社会人なら仕事の関係者くらいには連絡しておいた方がいいです。基本的にセブでは日本のキャリアのSIMは使わないので携帯電話回線(090,080)では連絡がとれません。

賃貸で部屋を借りている人は大家さんにも連絡しておきましょう。私の場合、賃貸契約の中に海外行くときは教えてねという文言が入っていたので、後々のトラブルを防ぐために連絡しておきました。私が連絡したときは「オッケー!何かあったら勝手に部屋入るけどいいよね?」という話があっただけでした。契約書を確認しておきましょう。

 

郵便

定期的に届くものがあって、且つ止められるものは止めておいてもらったほうがいいです。郵便ポストが溢れていると部屋に誰もいないことが明確になってしまってセキュリティ的に良くないからです。可能なら家族友人にたまに回収してもらうのが最善です。

私は近所に家族・友人がいなかったので、最悪ポストが溢れてもいいやと覚悟を決めて渡航しました。侵入されても大したものないですし。幸いな事に帰国時にポスト9分目くらいに収まっていたのでギリギリセーフでした。

 

連絡手段の確保

留学に行くことを家族や友人、仕事関係の人に連絡するのは必須です。でもいざ現地に行った時にどう連絡を取るか?

殆どの留学生が国内キャリア(SBとかdocomoとかauとか)と契約している回線を使いません。上でも触れた通り、海外で日本のキャリアの回線を使うとベラボウに高額な請求が来るからです。現地でのネット事情は別エントリに書きますが、基本的に現地のSIMに差し替えるか、機内モード+Wi-Fiルータのデータ回線を使うかの二択になります。いずれにしても日本で使っていた電話番号やSMS、キャリアのメールは使えないため別の連絡手段を確保しておく必要があります。

といっても何か難しいことをやる必要はありません。どの回線を使おうとLINEやgmailは使えますので、周りの人たちに「渡航中はいつもの電話番号使えないので、LINEで連絡ください」と伝えるだけです。中国なんかだと国による制限で使えないアプリもありますが、フィリピンでは使用が制限されているアプリはないと思います。LINEやFacebook Messanger、gmail、ハングアウトは問題なく使えました。ちなみにYoutubeも見れるしNetflixも見れます。

仕事関係の人とLINEはちょっとまずい、という方は何か他の連絡手段を用意する必要があります。slackやSkypeならある程度市民権を得ていると思うのでそのあたりを使う形になるでしょうか。

 

搭乗前の最後の確認

行きの飛行機の搭乗前にメールやLINEなどの最終確認をしておくことをオススメします。日本で契約しているキャリアのSIMは帰国まで使えなくなりますし(使おうと思えば使えますが)、ネットについてもWi-fiを借りていない限りC2に着くまで使えません。

学校や代理店から何か連絡が来ているかもしれません。予約している便が振りかえられたり、遅延が発生している場合は、エージェントを通して学校側に連絡しておかなければなりません(私は搭乗直前で振替られたことに気付いて連絡するのを忘れてしまっていました)。ピックアップサービスを申し込んでいれば、お迎えのスタッフが空港まで来てくれますので、振替や遅延が現地に伝わるようにしていないとうまく合流できなくなってしまいます。

あとこれは学校に到着してからでも大丈夫ですが、国内でしか使わないものは整理しておくことをオススメします。日本円の入った財布、部屋の鍵なんかです。私は現地で帰国準備をしていた時にアパートの鍵が見つからず焦りました。

 

以上、渡航の前に、でした。